チワワの散歩
【 Question 】

チワワを散歩させる時に注意すべき点などを教えてください

初めてチワワを飼うことになりました。 犬を飼うこと自体が初めてで、分からないことだらけです。

特に分からないのが、散歩を始める時期と、 散歩の時に注意しなければいけないこと。

現在3回目のワクチン接種が終わり、生後4か月が過ぎて、 そろそろ散歩デビューをしようと思っています。

だけど、ネットや本で調べても、散歩を始めていい時期が、 サイトや本によって違っているので、4か月で散歩をさせても大丈夫なのか? と心配です。

また、散歩が可能だとしたら、 散歩中、どんなことに気を付ければいいのか、経験が無いので分かりません。

例えば、
・散歩時間はどれくらいがいいのか?
・犬友を作ったほうがいいのか?
・散歩をさせる時間帯
・散歩中の拾い食い

などが気になります。

少し気にし過ぎかもしれませんが、 チワワは他の犬と違って体も小さいので、 トラブルになる前に色々知っておきたいのです。


私は、ジョギングが趣味で、 ジョギング中に、散歩中の犬とよくすれ違うのですが、 チワワを散歩させてる人とは滅多に会いません。

よく見かけるのは、トイプードルや柴犬、大型犬ばかりです。

なので、チワワは散歩が必要ない犬なのかと思ったりもします。

大した質問じゃないかもしれませんが、 散歩中に気を付けるべき点などありましたら、 アドバイスなど頂けますでしょうか。

よろしくお願いします。

【 Answer 】

運動のためというより、ストレス発散という気持ちで適度な散歩を心掛けるのが大事

超小型犬のチワワは、ストレスが溜まりやすい犬種でもあります。

本来なら、室内飼いが殆どなので、 家の中をウロウロしているだけでも十分運動になっていますから、
「絶対に散歩をさせないといけない」
犬種ではないのですが、 人間と同じように、一日中家の中に居たのではストレスも溜まります。

チワワはストレスが溜まりやすい
なので、
運動のために!
ではなく、ストレスを発散させるという気持ちで散歩をさせるのがベストです。



散歩をさせる時の注意点

チワワは超小型犬というだけでなく、 非常にストレスを感じ易く、 体が小さい分、ちょっとした事が原因でケガをしたり、 病気になったりします。

散歩についての注意点としては
1.外の気温や天候を考える
2.長時間の散歩は控える
3.散歩をさせる場所選び
この3点は、特に重要になってくるので、 これらについて、もう少し詳しくお話ししていきましょう。


1.外の気温や天候を考える

チワワが一番快適に過ごせる温度(気温)は23℃~25℃です。

あまり寒いと、関節の病気になり易くなりますし、 逆に暑すぎると、熱中症や食欲不振というように、 体に影響が出てくることがよくあります。

従って、散歩をさせる前に気を付けなければいけないのは、 外の気温と天候です。

季節によって、工夫をする必要があるということですね。

例えば、


【 冬場の散歩 】
朝晩の冷え込む時間帯の散歩は避け、 日中も気温によっては洋服を着せるなどして、 体が冷えないようにする。



【 夏場の散歩 】
気温が上がる日中の散歩は避け、 気温が下がっている朝晩に散歩をするようにする。

暑い日の散歩は体力を消耗するだけ。。。


【 雨の日の散歩 】
雨の日の散歩はチワワにとっても憂鬱で、 逆にストレスが溜まってしまうこともあるので、 無理に散歩をさせる必要はありません。

雨の日の散歩は憂鬱なんだけど。。。


それ以外にも、
チワワのような超小型犬になると、 地面と体との距離が近いので、 道路の温度が、直接チワワの体に伝わります。

なので、気温だけでなく、 特にアスファルトのような道路を散歩させる時は、 地面の温度にも気を配ってあげることも大事になってきます。




2.長時間の散歩は控える

先ほど言ったように、チワワの散歩は「運動のため」というよりも、
・ストレス発散
・気分転換
・日光浴
・社会に慣れさせる
ためのものだと考えて下さい。

従って、

散歩時間は20分~30分が妥当 です。

チワワは、もともと関節が強くないので、 長時間の散歩は足に負担がかかり、 それが何度も続くと、膝関節の脱臼などを起こす危険があります。
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
膝の皿がズレてしまう関節の病気
運動量に関しては、部屋の中を動き回ってるだけでも、 十分な運動になっているので、
・飼い主以外の人間と触れ合う
・他の犬とのコミュニケーション
・車など危険なものを覚えさせる

意味で「散歩をさせる」ということを考えましょう。

また、他の犬とのコミュニケーションも、 無理に「犬友」を作る必要はありません。

犬同士にも相性があるので、 相手の犬を嫌がったり、逆に相手の犬に対して威嚇(いかく)するような行為がある場合は、 抱っこして、その場を立ち去りましょう。

すれ違いざまに、いきなり相手に噛まれたり、逆に噛みついたりすることは滅多にありませんが、 万が一のことを考えて、犬同士がすれ違わないように、 人間が内側を歩き、犬を外側に歩かせる習慣をつけるのも大事です。


人間が道路の内側。犬が外側を歩く

犬同士のファーストコンタクトは、 お互いの「お尻の臭い」の嗅ぎ合いから始まります。

臭いの嗅ぎ合いが始まれば、 まずケンカになることはないので、 飼い主は、チャチャを入れずに静かに見守ってあげましょう。



3.散歩をさせる場所選び

本来なら、自然の土の上を歩かせるのが理想ですが、 実際問題、ほとんどの道路がアスファルト化されているので、 なかなか難しいと思います。

そこで、アスファルトの上を散歩させる際の注意点を挙げてみます。

先ほど言ったように、チワワに適した温度は23℃~25℃が妥当ですが、 気温とアスファルトの上とでは温度に差があります。

アスファルトの上は、
・冬は気温より冷たかったり
・夏は気温より熱かったり
します。

チワワの体は、地面から近い分、アスファルトの温度の影響を受けやすいので、 気温だけでなく、道路の熱さや冷たさなども考えて、 散歩する場所を選びましょう。


足が短い分、道路の温度だ伝わり易い

例えば、
・冬は日向を歩く
・夏は日陰を歩く

または、
・冬は日中の温かい時間帯
・夏は朝夕の気温が低い時間帯
に散歩をするなどの工夫が必要です。

散歩中の拾い食いにも注意

散歩中に道路に落ちているものを食べてしまうことがありますが、 意外な盲点になるのが雑草や植物です。

雑草や植物なら、食べても害は無いように思われてる飼い主さんも多いのですが、 中には病気を引き起こしたり、死に至ることもあるので、 注意が必要です。

では、どんな植物が危険なのかを下記に記しますので、 参考にしてみて下さい。


植物名 症状
アサガオ 嘔吐・幻覚
アジサイ 嘔吐・めまい
アロエ 嘔吐・下痢
キキョウ 嘔吐・下痢
キョウチクトウ 幻覚・死に至る
シクラメン 神経症状・死に至る
スイセン 食中毒症状
スズラン 嘔吐・心不全
チューリップ 嘔吐・心臓麻痺
ツツジ 筋力低下・麻痺
トリカブト 心不全
ナンテン 呼吸不全・昏睡
パンジー 嘔吐・心臓麻痺
ユリ 全身麻痺・腎障害
これらの植物の中でも
・キョウチクトウ
・シクラメン
・スズラン
・トリカブト
・パンジー

などは、最悪の場合、死に至るケースもあるので特に注意が必要です。

なので、
基本的には、散歩中に、やたらと植物類は食べさせないようにしましょう。

犬が草を食べる理由は

胃の調子が悪いからです。

犬に草を与えるのであれば、 ペットショップなどに置いてある「犬用の草」を与えるようにしてください。

ただし、
あまりにも沢山の量を食べる時は、 胃の中に異常がある可能性もあるので、 様子を見て、獣医さんに診てもらいましょう。

チワワを散歩させる際に注意すべき点 - まとめ

長い間お読みいただきまして、
ありがとうございました。

今回は、チワワを散歩させる際の注意すべき点について、 お話しをさせていただきました。

犬種によっては、犬の散歩は体力アップや筋力アップ、 ストレス発散などの目的に、出来るだけ毎日散歩をさせることが大事な場合もあります。

しかし、
小型犬の中でも、特に体の小さいチワワの場合は、 体力や筋力アップのために散歩をさせる。。 というよりも、ストレス発散のためと考えてください。

無理な散歩

・長時間の散歩
・極端に暑い日の散歩
・極端に寒い日の散歩
・天候が悪い日の散歩

などは、逆に足の関節を悪くさせたり、 体調を崩す原因にもなるので、 十分に気を配ってあげましょう。

また、
散歩中の拾い食いだけでなく、草や植物の中にも危険な植物が多くあります。

これらを食べることで、体調を崩したり、病気を引き起こしたり、 場合によっては死に至るケースもあるので、
飼い主さんは、出来るだけ危険な植物を知っておく ことをお勧めします。

基本的に、
・道に落ちてるものは食べさせない
・犬専用の草以外は食べさせない

ということを頭の中に置いておくことが大事なことですが、 万が一、散歩から帰宅して、嘔吐をしたり、 体調が悪そうな場合は、すぐに獣医さんに診てもらうようにしましょう。


最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました。
感謝



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