チワワの長生き
【 Question 】

チワワにいつまでも健康で長生きしてもらうためには、 今後どんなことに気を配っていけば良いのか?秘訣を教えてください

はじめまして。
現在、我が家には10歳になるオスのロングコートチワワが居ます。

チワワのような小型犬は、 寿命が15年くらいと聞きますが、 もっと、もっと長生きしてもらうための秘訣などありましたら、 ご指導いただきたいのですが。

幼犬のころから、ずっと長生きしてもらいたいとは思っていましたが、 実際に歳をとってきて、 昔のように元気がなくなってくるのを見ていると、 なおさら、長生きして欲しいという思いが強くなってきます。

恥ずかしながら、5歳くらいまでは、 人間が食べるものと同じ食事を与えたりしていました。

その後、ドッグフードに切り替えたものの、 アレルギーが原因で毛が抜けてしまい、 皮膚炎で何度も病院へ行ったこともあります。

長生きして欲しいと思ってる割には、 健康管理をちゃんとしてあげていなかったことを後悔してます。

今は老犬と呼んでも仕方がないのですが、 以前のように元気を取り戻し、 健康で長生きしてもらうには、 具体的に、どんなことをしてあげればいいのでしょうか。

今のところ、皮膚の病気以外では大きな病気はしていませんが、 特に食事のこととか、体力を付けるための運動のこととか、 アドバイスを頂ければ嬉しく思います。

【 Answer 】

少しでも丈夫で長生きしてもらうためには何をしてあげれば良いのか

チワワの10歳というと、 人間に例えれば「還暦」に近い年齢でもあります。

歳と共に、だんだん体力が落ちてくるのは仕方がないことではあるのですが、 今後、大きな病気などをせずに、少しでも長生きしてもらう対策として

1.無理な運動はさせない
2.心地よい環境を整えてあげる
3.食事の内容を見直してみる
少なくとも、この3点については十分に気を配るようにしてあげてください。

歳をとってくれば、それなりに、お世話することは大変ですが、 少しでも元気を取り戻し、まだまだ長生きしてもらうには、 飼い主である「あなた」次第になってくることは忘れないでください。

では、
上記3点について更に具体的なことをお話ししていきます。



1.無理な運動はさせない

もともとチワワは、他の犬種に比べて、 散歩の回数は少なくてもいい犬種です。

一番元気がある成犬期(1歳~6歳)でも、 散歩は週に3回程度、1回の散歩時間は30分くらいで十分です。

基本的にチワワは室内飼いなので、 家の中をウロウロしているだけでも運動になっているんですね。

体力を付けるために散歩をすると考えず

・ストレス発散
・気分転換
くらいの考えでいるのが一番
です。

散歩はストレス発散・気分転換になる程度
今回のケースのように、10歳を超えると、 老犬の部類に入ります。

本来なら散歩はいらないのですが、 1年中家の中に居たのではストレスも溜まってしまうので、
・ストレス発散
・気分転換
を兼ねて、
週に2回。。1回に20分程度 にしておくことをお勧めします。

体力を付けようと無理に散歩をさせるのは危険です。


無理な散歩は辞めましょう
足の関節を痛めたり、 場合によっては骨折などをしてしまう恐れもあるので、 無理な散歩は絶対にやめましょう。


更に気を付けてもらいたいのが「気温」です。

チワワは「暑さ」「寒さ」の両方に弱い犬でもあります。

チワワにとって快適に過ごせる気温は23℃~25℃なので、 外の気温が高い日や、寒い日の散歩は控えてあげてください。



2.心地よい環境を整えてあげる

心地よい環境とは、 室内でも快適に過ごすことができること。

散歩のときと同様に、室内でも、エアコンを使って、 室内の温度を23℃~25℃に1年を通してキープできるような環境も必要になってきます。


チワワにとって快適な温度は23℃~25℃
エアコンを使って室内の温度を調整する場合は、 直接チワワの体に冷気が当たらないよう、 寝床の場所も考えましょう。

また、温度だけでなく、
湿気が多いと体調を崩しやすくなる ので、 室内の湿度は50%~60%くらいに保っているのが理想的です。


それ以外にも、
ご飯のお皿はや、水飲み用のお皿は、直接床の上に置くのではなく、 チワワの頭の高さより、やや下に置くなどの小さな配慮も必要ですね。

お皿は食べやすい高さに
歳をとってくると、ご飯を食べるために、 頭を下ろしながら食べる動作も辛くなってくることもあります。

なので、できるだけ無理な体勢で、 ご飯を食べさせたり、水を飲ませたりさせない工夫も必要です。



3.食事の内容を見直してみる

食事の内容を見直すことは、いつまでも健康で長生きしてもらうために、 最も大事なことでもあります。

犬も歳をとると、 胃や小腸、大腸など、食べた物を消化する器官も衰えてきます。

特に「消化の悪い食べ物」は、これらの器官に負担がかかるため、 それが原因で


・ご飯を食べなくなる
・嘔吐などをする
・消化器官の病気になる
などの恐れがありますから、十分注意が必要です。

今回のご質問の内容の中で
「アレルギーが原因で皮膚炎に。。」

ということが書かれていましたが、

犬がアレルギー症状を起こす原因で一番多いのが「食べ物」 なので、 何度も皮膚炎になるということは、ドッグフードの内容にも問題があるのかもしれませんね。

特に、ペットショップやスーパーなどで売られている安いドッグフードのほとんどが

・とうもろこし
・小麦

を主原料にしているものばかりです。

消化に悪くアレルギーを起こし易い
とうもろこし・小麦などの穀類
これらの「穀類」は、チワワなど小型犬にとっては
・消化に悪く
・消化器官に負担がかかり
・アレルギー症状を起こし易い
というデメリットがあります。

アレルギー性皮膚炎
しかし穀類は、 もともと仕入れ原価が安いので、 その分、安い値段で消費者に提供できることから、 ペットオーナーや製造企業にはメリットがあるわけです。

つまり、

犬の健康のことは二の次、三の次で、 とにかく
・値段が安くて
・量が沢山あるもの

を提供して、儲かればいい。。
犬の食事代が安く済めばいい。。
という人間の身勝手さから、健康を損なう犬も沢山いることも事実です。


本来「肉食動物」である犬 には、肉を食べさせるのが自然のことなのですが、 値段を安くすることを第一にしているドッグフードには、 肉を入れることが出来ないんですね。

そもそも肉食動物に対して、 消化の悪い穀類ばかりを与えていること自体が自然に逆らっていることなのですが。。

もし、チワワに与えているドッグフードが穀物中心になっている場合、 肉中心のドッグフードに変えるか、 もしくは、肉や新鮮な野菜、果物などをトッピングしてあげることをお勧めします。


肉と野菜をトッピングして
ドッグフードに加える
特に、今回のケースのように、 10歳を過ぎた老犬で、なおかつアレルギーをもっている場合は、 消化のいい肉を与えることは重要です。

肉は、消化が良いので、肉に含まれる「タンパク質」が犬の体内に吸収され、 やがて筋肉に変わっていきます。

筋肉が付くことで体力アップにもつながっていくので、 肉と新鮮な野菜を食べている犬のほうが、 丈夫で長生きしているのも事実です。

筋肉を付けることで体力アップ

また、
ドッグフードを保管するときは、 直射日光と高温・多湿は厳禁です。

ドッグフードを保管する際は、 日陰で湿気が少ない場所にするなどの注意も必要です。

お勧めはできませんが、値段の安いドッグフードで済ませたいときは、 ディスカウントショップなどで、野外に山積みされているドックフードは絶対に避けましょう。



【 正しいドッグフード選び関連記事 】
チワワの健康を守るドッグフード選びはたった2つの条件で決まる >>

チワワに長生きしてもらうための秘訣 - まとめ

長い間お読みいただきまして、
ありがとうございました。

今回は、チワワに長生きしてもらうための秘訣について、 お話しをさせていただきました。

様々な犬種の中でも、特にチワワのような小型犬の健康管理は、 細かいところまで気を配る必要があります。

成犬のチワワでさえも大変なわけですから、 歳をとって老犬になれば、更に大変になってきます。

そして、
1つだけ確実に言えることは、 家族同然であるチワワに長生きしてもらえるか、長生きしてもらえないかは、


全て飼い主である「あなた」にかかっている
ということです。

今回お話しさせていただいた、チワワに長生きしてもらう秘訣について、 もう一度繰り返すと

1.無理な運動はさせない
2.心地よい環境を整えてあげる
3.食事の内容を見直してみる
この3点については、最低でも注意が必要になります。

その中でも「食事の内容を見直してみる」ことは、 健康を左右する上で最も大事なこと。。

衛生面や気温の変化などは敏感に察知して、 できるだけストレスが溜まらない生活環境を整えてあげる。。 これが、いつまでも健康で長生きしてもらうための秘訣です。

愛犬は「あなた」を信頼しています。

どうか、その信頼を裏切らないよう、 チワワが安心して暮らしていけるよう、 守ってあげてください。


最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました。
感謝



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