チワワの健康管理
【 Question 】

チワワの健康管理は具体的に何をすればよいのでしょうか

3ヵ月ほど前に、オスのチワワを我が家に迎え入れました。

昔から犬を飼うことが夢だったので、 今は毎日チワワと一緒に居られることが楽しくて仕方がありません。

そこで、チワワの健康管理についてアドバイスなど頂きたく、 投稿させて頂きました。

何と言っても、いつまでも病気などせず、 丈夫な体で長生きをしてもらいたいので、 そのためには、どんな健康管理に気を配ればいいのか?ということです。

今まで犬を飼った経験がないので、 3ヵ月経った今でも、分からないことだらけです。

しつけとかは、本やネットで勉強して、 最低限のことは少しづつ教えているのですが、 健康管理に関しては、 食べ物や運動なども絡んでくるので難しいです。

ドッグフードはどんなものを食べさせたらいいのか?

運動は散歩以外に何が必要なのか?

など、具体的なことなどアドバイスをして頂けたら助かります。

どうか、よろしくお願いします。

【 Answer 】

チワワの健康管理に大事なことは、 寒さ暑さ対策と運動、そして食事の内容

チワワの健康管理をする上で、 最も気を付けなければいけないことは

1.寒さ、暑さ対策
2.適度な運動
3.食事の内容
この3点になります。

それぞれについて、もう少し具体的にお話ししていきましょう。



1.寒さ、暑さ対策について

健康管理の一環にもなるのですが、 病気などを防ぐためにも「暑さ」「寒さ」対策は絶対に必要です。

昔からある歌で、
「犬は喜び庭駆け回る、猫はこたつで丸くなる。。」

という歌のイメージから連想して、
・犬は寒さに強く
・猫は寒さに弱い

と、特に犬を初めて飼う飼い主さんは、 歌の文句をそのままイメージして「犬は寒さに強い」と思われている人も少なくないので、 そのことについて、少し触れておきましょう。


チワワは、様々な犬種の中でも
寒さと暑さと両方に弱い犬でもあります。


冬場の散歩でも、 チワワは地面と体との距離が近いので、 冷たい地面の冷気を感じ易く、 体温調整が上手くいかなくなってしまいますから、 寒さには要注意です。

また、夏場はアスファルトの道路などは高温になっているので、 寒さ同様、散歩時には注意が必要です。

チワワには
・スムースコートチワワ
・ロングコートチワワ

と、2種類のチワワに分かれますが、 毛の短いスムースコートチワワは、特に「寒さ」「暑さ」対策には、 十分注意を払うようにしましょう。


スムースコートチワワ ロングコートチワワ


冬場に気を付けるべき健康管理

チワワの場合、室内飼いがほとんどなので、 散歩で外へ行くときの、室内と室外の温度差を考えて、 寒い日の散歩のときには、洋服などを着せて、体温が下がらないような工夫をしてください。




また、寒い日に無理に散歩などをさせると、 以下のような病気やトラブルを起こすことがありますので、 十分気を付けましょう。



1.呼吸器系の病気
冬場は空気が乾燥しているので、 乾燥や免疫力の低下などで、 気管支がウィルスに侵されやすくなります。

症状がひどくなると、 喉の炎症や肺炎、細菌やウィルス感染による気管支炎になる可能性があります。



2.心臓への負担
寒さで心拍数が下がっているところに、 急に運動をしたりすると、心臓に負担がかかります。 その為、突然気を失ったり、最悪死んでしまうこともあります。

また、冬場に「咳」が多い場合は心疾患の可能性がありますので、 病院で検診することをお勧めします。



3.足の関節などの病気
関節が寒さで冷えで固まってしまうことで、足への負担が大きくなります。 そのため、骨関節炎や足が曲がらなくなる。 転んで骨折する、神経の異常などが発生することがあります。


4.肉球や耳への影響
チワワも人間と同じように、寒くなると、冷えで血行が悪くなります。

そうなると、肉球や耳の血行が悪くなり、 「あかぎれ」や「しもやけ」になる可能性があります。



夏場に気を付けるべき健康管理

チワワが快適に過ごす事が出来る温度は25℃と言われています。

気温が30℃を超えるような暑い日は、 例え室内であっても、冷房などで室内の温度を下げてあげるなど、 暑さ対策が必要です。

また、冷房の冷気が、直接チワワの体に当たるのも良くありませんので、 冷気が直接当たらない場所に、チワワの寝床を置くようにしましょう。


散歩は、 日中の熱い時間帯は避け、 朝や夕方の気温が下がった時に、させるようにして下さい。

夏場に起こし易いトラブルとしては、 以下のようなことがあります。



1.熱中症
人間と同じように、夏場の水分不足は熱中症や夏バテを起こし易くなります。

また、
水分不足が原因で「尿結石」や「腎臓病」などの病気を発症 するリスクもあるので、 特にチワワのような小型犬は、水分補給を十分に行えない場合があるので、 水を飲む量が少ない場合には、飲みやすいように工夫してあげる必要があります。


2.食中毒
夏場はドッグフードなども腐りやすくなりますから、 保存状況にも気を使うことが大切です。

また、
ドッグフードだけでなく、水も常に新鮮でキレイなもの を飲めるようになっているか? ドッグフードを入れているお皿が清潔化どうかも注意する必要があります。


3.食欲不振
いくら暑さ対策をしていても、夏バテをしてしまうチワワもいます。 人間と同じように、夏バテが原因で食欲不振になることもありますが、 食事はシッカリ食べさせなければいけません。

そういう場合は、

食欲をそそるために「肉」を与えるのがいい のですが、 脂身が多い肉は体に良くないので、 「鶏のささみ」など、脂分の少ない肉を「茹でて」(生肉はNG)与えるのも1つの方法です。


このように、チワワのように体の小さい犬は「寒さ」「暑さ」の両方に弱いことが多いので、 異常が起こる前に、飼い主さんは健康管理を怠らないようにすることが大事です。




2.適度な運動について

基本的に、チワワのような超小型犬の場合で室内飼いをしている場合、 毎日散歩をさせる必要はありません。

家の中を歩き回っているだけでも、十分な運動になっているので、 ストレス解消という意味で、
週に3回程度の散歩でも大丈夫 です。

散歩をさせる時間も、20分~30分程度が適した時間です。

あまり長い時間歩かせたり、毎日散歩をさせると、 逆に足の関節などを痛める原因にもなるので、気を付けてください。

また、極端に寒い日や、極端に暑い日の散歩は、 かえって体への負担が掛かるので、 そういう日に無理やり散歩をさせるのは控えるようにしましょう。




3.食事の内容について

チワワに限らず、どの犬種においても、 健康管理をする上で、最も重要なのが「食事の内容」です。

幼犬期の時から、どんな食事をさせるかによって、 成長と共に、丈夫な体を保てるか?そうでないか?が決まってしまいます。

本来なら、栄養のバランスを考えた手作りご飯が一番望ましいのですが、 材料費や手間のことを考えたら、 どうしてもドッグフードを与えるのが現実的になってしまいます。

決してドッグフードは悪い物ではありませんが、 良くない例としては
・酸化防止剤が入っている
・合成着色料を使っている
・甘味料など人工的な味付けをしている
・消化に悪い物が入っている
この4点は、チワワの健康管理をする上で、 最低でも避けるようにしましょう。


市販のドッグフード選びには十分な注意を

今やドッグフードはペットショップだけでなく、 スーパーやディスカウントショップなどでも簡単に購入することができます。

量が沢山入っている割には値段が安い!

へたをすると、チワワなどの小型犬の場合、 1ヵ月当たりの食費(ドッグフードの価格)が1,000円にも満たないのではないでしょうか。。

しかし、市販の安いドッグフードのほとんどが、 先ほど指摘した
・酸化防止剤
・合成着色料
・人工甘味料
などが含まれています。

そして、主な原料として

・とうもろこし
・小麦

などを使ったドッグフードがほとんどです。
これら「穀類」を主原料にしている理由は
・原価が安いから
・カサ増しし易いから

ということだからです。

原価が安いということは、 販売価格も下げられるので、 ドッグオーナーに沢山買ってもらえます。

また、
カサ増しが出来ることで、 量を多く見せることが出来ます。
ポップコーンを例にとってみれば分かるように、
穀類は過熱することで大きく膨らみ、元の原料の何倍にも膨れ上がる のです。

ただ、
危険なことに、穀類中心のドッグフードは、 販売する側や購入する側にとってはメリットがあるのですが、 実際に、それを食べる犬にとっては1つもメリットがないんですね。

なぜなら、

穀類は消化するのに物凄く時間がかかります (消化に悪い)。。

人間のように、腸の長さが12m~15mもあれば、 消化に時間がかかっても問題はないのですが、
チワワの腸は2m程度しかありません。

人間の腸:12~15m 犬の腸:2~5m
従って、消化に時間がかかる穀類を、 2m程度しかない短い腸で消化しようとすると
・消化不良
・腸への負担

が起こり、下痢や便秘を起こす事もあります。

そして何より、穀類には、ほとんど栄養がないので、 これらを主原料にしているドッグフードを長期間与え続けていると、 いつまで経っても丈夫な体を作ることが出来ないんですね。。



理想的なドッグフードとは?

では、どんなドッグフードが、チワワの健康管理をする上で、 一番理想的なのでしょうか?

それは、穀類中心のドッグフードではなく

・肉
・野菜
を主原料としているドッグフード
です。

もともと犬の祖先は「オオカミ」と言われているように、 本来はオオカミ同様 「肉食動物」 なんです。

肉を食べて、適度な運動をすることで丈夫な筋肉が付きます。

この
「丈夫な筋肉を作る」
ということが、 しいては、病気になりにくく、長生きする秘訣でもあるのです。

そもそも、
肉食動物に肉を与えず、 「とうもろこし」や「小麦」ばかりを与えていること自体が自然に逆らった行為 だとは思いませんか?

しかし、人間の都合で、 いつの間にか、穀類ばかりを与える習慣になってしまったため、 体力がなく、すぐに病気になってしまう犬が増えてしまいました。

いつまでも元気で長生きしてもらうためには、 幼犬の時から、食事の内容について気を使う事が第一に考えることなのです。


【 正しいドッグフード選び関連記事 】
チワワの健康を守るドッグフード選びはたった2つの条件で決まる >>

チワワの健康管理をする上での大事な点 - まとめ

長い間お読みいただきまして、
ありがとうございました。

今回は、チワワの健康管理をする上での大事な点について、 お話しをさせていただきました。

超小型犬の部類に入るチワワは、 様々な犬種の中でも、体が小さい分、 健康管理をシッカリしてあげないと、病気やケガなどを起こし易い犬でもあります。

だからといって甘やかすことは良くないので、 マナーはマナーで、しつけは、ちゃんとする必要はあります。

今回いただいたご質問では、チワワの健康管理について、ということですが、 もう一度繰り返すと

1.寒さ、暑さ対策
2.適度な運動
3.食事の内容
この3点については、最低でも注意が必要になります。

その中でも「食事の内容」は、健康を左右する上で最も大事なこと。。

まずは、必要な筋肉と体力が付く食事を与えることで、 丈夫な体になり、しいては、 それが少々の寒さや暑さにも耐えられるだけの体力が付くことに繋がります。

なので、健康管理の一環として、 食事の内容には十分に気を配ってあげてください。


最後までお付き合いいただきまして
ありがとうございました。
感謝



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